「結(ゆい)」活動報告

平成28年度わかめ漁期「結(ゆい)づくり」事業報告  2017年5月31日

受入結果の概要

日帰りで1日、さらに取材で来られた女性雑誌の記者の方も1日ご参加いただきました。
これらの方も含めると総滞在延べ日数は80人日となります。

2 参加者アンケートの概要

以下は、A及びBコースの参加者10人のうち9人から回答があった中から、その一部を事務局が要約したものです。

(1)ワカメ作業について
・とても簡単だった(2人)、簡単だった(3人)、どちらでもない(2人)、難しかった(2人)と感想が分かれました。
・簡単だったという回答の理由は、作業そのものは難しいものでなく、手順や留意事項が少ないなどでした。
・難しかったという回答では、(作業は簡単ではあるが)隣で同じ作業をしている漁業者のスピードと正確性と比較したうえでのことでした。
・なお、素人の作業で大丈夫だろうかという不安に対しては、最終的に商品の箱詰めの際に、細かくチェックして除いてもらえると聞き安心したという感想がありました。

(事務局のコメント)
・ワカメ作業は同じ作業を一日中つづけるのではなく、時間を追ってワカメのカット、芽カブ削ぎ、タワシでの汚れ落とし、塩ワカメの茎抜きなど、いろいろな作業工程があり、単純ではあるが素人にとってハマってしまう面白さがあるように伺えました。

(2)受入漁家の対応について
・とても良かった(8人)、良かった(1人)でした。
・理由は、丁寧に教えてもらった、気さくに声をかけてくれた、和やかな家庭的雰囲気の中で作業ができたなどでした。

(事務局のコメント)
・今回の4軒の受入漁家の皆さんは、結(ゆい)の趣旨を理解された和具浦でもリーダー的存在であり、ボランティアで来られている参加者に対する感謝の気持ちがあったため、参加者に評価されたものと思われます。
・また、作業小屋での歓迎会では、海から上げたばかりのカキを薪ストーブで焼いて漁業者と輪になって酒を飲みかわし、漁村の人々との付き合いができたことがよかったと、多くの参加者がいわれていました。

(3)結(ゆい)づくり全般について
・とても良い(1人)、良い(8人)でした。

(理由)
・このような仕組みがなければ体験できないことができて良かった。
・シニア向けのワカメ体験として良い経験ができた。
・都市部の高齢者を漁村での労働力として活用する企画は素晴らしいと思う。
・島民の日常生活に接することができた。
・いろいろな人といろいろな話ができて、新鮮だった。
・自分の知らなかった漁村の生活・設計への関心が満たされた。
・太陽の下(自然の中)での作業で、「自然に対し人間はまだまだ小さい」という感触が味わえた。

(事務局のコメント)
・農業においても前例のない滞在中の宿泊費までご負担いただくという仕組みでありながら、参加者に評価していただいたことに感謝いたします。
・これは、参加者にワカメ作業を通じ漁村(自然)や漁業者の皆さんがもつ魅力を、想定していた以上に感じていただけたためではないかと思います。
・特に、漁業者と一緒になって山のように積みあげられたワカメを手作業で処理していく、そこに都市部の生活では忘れ去られた日本の共同体社会の原風景的なものを感じられたのではないでしょうか。

(4)アンケートで指摘された課題
以上のようにアンケートではおおむね好評価いただいたところですが、その一方で
・宿泊した民宿での受け入れの問題
・期待していた沖の養殖場の見学が天候の都合によりできなかった。
・年金生活者としては滞在費が負担となる。
など、改善すべき点もアンケートでは指摘されており、事務局としてよりよい結(ゆい)づくりに向け、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

NHKで結(ゆい)が放映されました。
旅 わかめ漁に沸く島~三重県鳥羽市答志島~NEW2017年 4月25日

平成29年4月22日にNHKの番組「ウイークエンド中部」で、結(ゆい)づくりの様子が放送されました。この番組は東海・北陸地方の7県においてNHK総合で土曜日の朝に放送されている番組です。
さすがにNHK、女性キャスターが体を張って沖の作業にまで挑戦され、しっかりワカメ作業の流れと、結(ゆい)参加者の様子を紹介していただきました。結(ゆい)が世に広く知られることになり、参加者の増加につながるのは大変有難いことです。
皆さんにもぜひ「4月22日放送 旅 わかめ漁に沸く島~三重県鳥羽市答志島~」をご覧いただきたいと思います。(※NHK様の了解を得て公開させていただいております)

結(ゆい)動画が公開されましたNEW 2017年 4月15日

結(ゆい)づくりに参加された横浜在住の映像クリエーターの方が、ワカメ体験を動画にまとめ公開されました。プロだけにすばらしい内容です。結(ゆい)づくりに参加していただいた上に、このようなプレゼントまでしていただき本当にありがとうございました。
皆様にも是非ご覧いただきたいと思います。

新たに鳥羽/移住・定住コースを追加しました。 2017年1月20日

2017/1/20 新たに移住・定住コースを追加しました。応募はこちらから>>>>
鳥羽市では平成28年を「移住・定住元年」とし、都市部の移住希望者を積極的に受け入れる取り組みを開始しました。そこで結(ゆい)づくり事業においても鳥羽市と連携し、移住・定住希望者者向けの漁業体験コースを追加することとしました。実施日程は以下の通りです。

■詳しい移住・定住コースパンフレットはこちらから 12(PDF)




■2017/1/20 募集カレンダーを公開しました。
以下からも確認いただけます。詳しくはこちらかも>>>>>

今漁期のワカメの生育状況が例年より大幅に遅れていることから、受入開始を当初見込んできた2月下旬から約3週間遅れの3月18日(土)より行うこととし、受入終了は4月21日(金)としました。

各コース・詳しい実施日程は以下の通りです

コース名 ①A体験コース ②B結(ゆい)コース ③C移住・定住コース(ご応募終了しました)
  1週目前半(3/18~3/21) 1週目(3/18~3/24) 1週目前半(3/18~3/21)
  1週目後半(3/21~3/24)   1週目後半(3/21~3/24)
  2週目前半(3/25~3/28) 2週目(3/25~3/31) 2週目前半(3/25~3/28)
  2週目後半(3/28~3/31)   2週目後半(3/28~3/31)
  3週目前半(4/1 ~4/4 ) 3週目(4/1 ~4/7 )  
  3週目後半(4/4 ~4/7 )    
  4週目前半(4/8 ~4/11) 4週目(4/8 ~4/14)  
  4週目後半(4/11~4/14)    
  5週目前半(4/15~4/18) 5週目(4/15~4/21)  
  5週目後半(4/18~4/21)    

<募集カレンダーの読み方>
・A,B,Cはそれぞれ「体験コース」「結(ゆい)コース」「移住・定住コース」を意味します。
・1,2などの数字は受入開始からの終了までの5週間のうちの何週目に当たるかを意味します。
・「前」「後」は同じ週の前半と後半を意味します。
・「着日」「発日」は和具浦への「到着日」と和具浦からの「出発日」を意味します。
たとえば「AC1前着日」とは「体験コースと移住・定住コースの第1週目の前半の受入者の和具浦への到着日」を意味します。

『漁村と都市高齢者の結づくり事業』講演会 2016年7月26日

農業分野において最も大規模に行われ20年の歴史がある長野県飯田市の「ワーキングホリデー飯田」に学ぶため、飯田市役所の担当者や受入農家の方をお招きし、講演会を行いました。
ワカメ漁家の方を始め、地元鳥羽市役所の職員の方など多くの関係者に出席していただきました。


なんとこの時にはじめて知ったのですが、「飯田市」の語源は「結(ゆい)の田」であり、それが詰まって「いいだ」となったとのこと。何かの縁を感じざるを得ませんでした。

『漁業体験報告』2016年3月1日(火)~4日(金)

結(ゆい)の本格的実施に先立ち、その実現性や課題の抽出などを行うために、2016年3月1日(火)~4日(金)において、試験的漁業体験を行いました。
その時の参加者は以下の方々でした。

氏名 性別 年齢
A氏 男性 70歳
B氏 男性 68歳
C氏 男性 61歳
D氏 男性 66歳
E氏 女性 73歳