受入漁家の紹介

みなさんこんにちは
「漁村と都市高齢者の結(ゆい)づくりチーム」を代表して、ごあいさつを申し上げます。

私たちの住む和具浦は「サワラとワカメの町」と呼ばれているように、夏はサワラ釣り、冬はワカメ養殖を主な漁業種類としています。また、答志島にある3つの漁村地域のなかでも、旅館や民宿が最も多く集まるところであり、夏には多くの観光客が海水浴と新鮮でおいしい魚料理を目的に訪れてこらます。そのためでしょうか、和具浦地区の漁業者の皆さんは、島外の方との交流や受入には他の地域よりも比較的前向きのように思えます。

とはいえ、はじめて「結(ゆい)づくり」の構想を聞いた時には、農業では「ワーキングホリデー」として多くの先例があるとはいえ、漁業の分野では未だなかったというのには、一般の方になじみの少ない、ややもすると閉鎖的とも受け止められる漁村や漁業の特異性というそれなりの理由があり、本当に実現できるのかという不安がありました。

しかし「まずはやってみよう」と平成28年3月に行った試験的漁業体験の結果、参加者には「漁村や漁業を初めて知った。得難い経験だった」と満足していただき、また受入漁家からもまったく経験がない方でも少し慣れられれば、十分ワカメの加工作業にお役に立っていただけるのでありがたいとの感想が寄せられました。

そこで、ワカメ養殖漁家の有志で「漁村と都市高齢者の結(ゆい)づくり事業」を立ち上げ、公益財団法人日本離島センターの助成を受け、今般ホームページを通じ広くご案内させていただくことになりました。

もちろん農業での先進事例を拝見しても、一朝一夕にはうまくいかずいろんな課題があったと承知しており、その課題を解決しながら少人数からでも一歩ずつ前進させていくことが必要と考えております。

この取り組みは漁業の分野では初めてと聞いております。また、都市高齢者を主対象に受入れるのは農業分野にも見当たりません。この前例のない取り組みを実現していくこと、まさにそれが、漁村と都市高齢者の相互扶助の関係である「結(ゆい)」づくりそのものではないか思います。

皆様方の積極的なご参加を歓迎申し上げます。

  • 平成28年12月
  • 漁村と都市高齢者の結(ゆい)づくりチーム
  • 代表 橋本計幸(かずゆき)
  • (JF鳥羽磯部漁業協同組合理事 和具浦支所運営委員長)


橋本計幸代表は、前列右から二人目、青色のジャンパー
試験的漁業体験に参加された方々と和具浦のお寿司屋(居酒屋)「大春」にて
後ろに立っておられるのは大春のご主人